『エステ 安い』はおトクなのか?

ホームページの閲覧状況を分析していると『エステ コンプライアンス』というキーワードで訪問される方がかなりいらっしゃいます?なんで・・・?たぶん、おそらく、某大手エステサロンのコンプライアンス問題をきっかけにして、エステサロンのコンプライアンスページをつくるために、SLIMyouのコンプライアンスが参考にされているのでは?だとすると、光栄だわ。どうぞ、参考にしてくださいませ。


それよりビックリなのが『エステ 安い』で検索される方も非常に多いということ。今日は効率的市場仮説というムツカシイ話をしてみようと思います。

安かろう=悪かろう

効率的市場というのは、情報が市場(主に株式市場を指す?)にフェアにタイムリーに伝達されることにより、お買い得なモノ:つまり安くて良いナニカはなくなり、モノの価格が価値にみあった数字に収束してしまった状態のことです、たぶん。


食べ物で例えるなら、安くておいしい物があれば、逆に高くて不味い物もあるわけで、消費者は自然と安くておいしい物に行列することになり、アダム・スミス先生の神の見えざる手によって、安くて良い物は値段が上がり、結局全ての食べ物はおいしさに見合った価格に落ち着きます。


こういった状況において、『安物は全て粗悪品』、『いい物が欲しければたくさん払え』の理論がまかりとおることになります。もし、現在のネット社会が効率的市場を形成しているなら、『エステ 安い』の検索結果は押して知るべし、なのよね。あら、ちょっとアカデミックかしら。

売り方にも問題あり

電車の車内広告でも脱毛初回500円とか、ネットで検索しても痩身エステ施術が初回1980円や、80%OFFや90%OFFはあたりまえ。でも、よーく考えてみて。1980円というサラリーマンが居酒屋に払う1回分の飲み台以下で、本当に脚が細くなるなら、世の中にダイコン足は存在してないんじゃないかしら?


これは、過剰な値引きで客寄せした後に、「すっごい細くなりましたよー!」「効果が出やすいから続けるといいですよ!」と10回チケットとかを、お買い求めいただくスタイル。この初回のタダ同然の呼び込み価格が蔓延してて、エステ初心者の若い方は相場観を誤解してらっしゃると思うのね。


稚魚が激減してうなぎの価格が高騰し、老舗のうなぎ屋が暖簾を下ろしている最中、1000円以下のうな重が成長ホルモンや抗生物質フリーの極上安全うなぎを利用しているとは考えにくいでしょ?

あくまでも仮説

この効率的市場は仮説であって、否定的な意見も多数あります。ただ、現在のエステ市場を含む小売市場が効率的市場に向かっているのは紛れもない事実であって、私たちもなかなか「安くてよい」モノを探すのに苦労します。


安くていいものってなんだろう?食事を楽しむときに、うちで行く焼き肉屋さんは、駅からとっても遠い辺鄙な立地。ネットで買った、はちみつ梅干しは”ワケアリ”と謳いながら、どこにも傷とかなかったしなぁ。


安いのにはワケがあるのよ、ってお話しでした。いや、違うな。本当に痩せたいのなら、検索キーワードが『安い』は違うんじゃないかしら?ってお伝えしたかったのよ。


SLIMyouのお客様は、エステ玄人というか、エステグルメな方が多く、多くのエステマシンを経験されています。彼女たちとの会話から、個人的にはエステマシンの効能には???ではあるんだけど、FDA(アメリカ政府のお墨付き)を取得している機械もあるので、ちゃんとやれば(非正規のジェルが効果がないとか書き込みあり)、ちゃんと効果が出るのだと思います。ただ、その効果が目に見えるほどではないので、回数や時間を重ねる必要があるのですね。つまり、エステマシンで痩せるためには、結局1980円から想像もつかないような合計金額が必要になるのです。そうだ、そうに違いないわ。