ダイエットを重ねると痩せにくい体質になるワケ

ダイエットマニアという言葉があるのか不明ですが、巷にはあらゆるダイエット機能食品があふれています。余談ながら昨日書籍店でも「足指にはめるだけで痩せる何某」「脇腹を揉むシリコンワニ」のようなオマケ付きの書籍や「痩せる料理レシピ」系のダイエット関連の書籍が山のように!こういったダイエットを片っ端からトライしてみたら、痩せるかどうかはさておき、続くのでしょうか?

ダイエットを重ねるということの意味

あらゆるダイエットを試すということは、どのダイエットも続かなかった、効果がなかった、ということではないでしょうか?そういう市場があって、相応の製品やサービスが開発され投入されていくわけですが、そろそろ痩せる方法に対する審美眼を養わなければならないと思います。


「ダイエットを重ねる」=「ダイエットに失敗した」として、失敗の要因は

①十分なカロリー制限したのに痩せない

②痩せたけどリバウンドした

の2つではないでしょうか?この②が大問題。

デニーロアプローチとは

閑話休題、ロバート・デ・ニーロって素敵ですよね。レナードの朝のダンスシーンは、本当に役者の演技に泣かされてしまいます。デ・ニーロは慢性神経病患者を徹底的に研究し、なりきって、その振る舞いには専門医師でさえ舌を巻いたという話です。デ・ニーロこういった作品へのアプローチは、出世作レイジングブルで、減量したボクサーと落ちぶれたデブの元ボクサーを演じるために、減量と肥満を繰り返した辺りから、デニーロアプローチと呼ばれていました。彼は役にあわせてメークをするだけで飽き足らず、体つきまで合わせるために、過度な体重の増減を繰り返しました。しかし熟年のデ・ニーロ映画では痩せた姿を見ることができません。これは、ダイエットを繰り返したことで、体重が落とせなくなったのだと言われています。

代謝が落ちるとは?

ダイエットを繰り返すと、体は「また飢餓期が来る」のだと覚え込み、次の低カロリー摂取期を予測して、普段からエネルギーを脂肪として蓄えようとしてしまいます。つまり、非科学的に聞こえますが『(あまり)食べないのに太る』『(ほとんど)食べてないのに痩せない』という状況に陥ります。これに加え、加齢に伴い代謝が落ちます。心肺機能などの体のアイドリングで消費するカロリーが少なくなるだけでなく、皮下脂肪や肝臓などに蓄えられたエネルギーを効率よく利用することができなくなります。『運動しても疲れるだけで痩せない』という状態です。


もちろん、代謝が悪くても、食べなければ、いつかは痩せるし、体重も落ちます。でも、健康的な痩せ方でなくやつれる(=筋肉が落ちる)ことになり、美しく痩せるとは程遠い結果となります。


ダイエットを繰り返し、リバウンドを繰り返したなら、もう食事を減らすだけの減量作戦は諦めましょう。もちろん良質なたんぱく質をとりながら運動も心がけ、なおかつ、SLIMyouに来てね!ということなのです。お金と時間に余裕があるなら、多少のズルをするのも女に許された特権だと思うのです。エクステにジェルネイルの延長に痩身エステをお考えください。