汗をかいても痩せないのはナゼ?

映画「ライフ」を観てみた

宇宙人も炭素生物?
炭素生物?    

ジョギングをするとき、いまだにサウナスーツを着ている人がいます。今では汗をかいても脂肪削減に効果がないことは常識ですね。では、なぜ、汗をかいても痩せないのでしょうか?汗をかいても脱水しているだけなので、水分を摂ったら元の木阿弥という説明ですが、今一つピンとこない。

 

閑話休題、真田広之とジェイク・ギレンホーク他の映画ライフを観ました。未知の生命体を分析する科学者が宇宙生命体を「炭素生物」と定義付けます。正確には「我々と同じ炭素生物」と呼ぶのね。

 

ハタと気づいたのよ。我々は有機体(←ググってね)、炭素でできているのだと。余談だけど、トム・クルーズの映画オブリビオンでは、宇宙人的知的生命体は地球の有益な資源である水を盗もうとするんだけど、H2OのHやOは月とかでも結構ありそうな感じじゃない?盗むならC=カーボンだと思うのね。こっちが生命体にとっては貴重だと思う。

炭素生物ってなに?

さて、炭素生物って何?生物学者ではないので、ウソも方便の優しい心で読んでね。

 

私たちは新しい炭素を体内に取り入れ、古い炭素を排出して、いわゆる代謝して生きているのね。じゃ、炭素はどこから取り入れる?それは食物から。では炭素はどこから排出しているの?大小便から?ゼロではないけど、本流は呼吸でCO2として排出!が正解。

 

『食べた炭素を呼吸で吐き出している』のが私たち生物としての在り方なのです。植物はどうなの?については別の機会に。

 

この食べて消化して体内に取り込まれた炭素は、かなり早く古い炭素と入れ替わるって話を以前、日本人科学者執筆の本で読んだ記憶があります。脂肪やたんぱく質や糖質や、の栄養学的観点を飛ばして、もっと俯瞰してみれば、私たちは炭素を代謝して生きている、より正確には、タンパク質等の炭素化合物を代謝して生きているのです、たぶん。

 

以前、アメリカの科学者が脂肪が分解されて排泄されるそのほとんどが呼吸で、という記事を紹介しましたが、食べた炭素を呼吸で排出する仕組みなので、当然そうなりますよね。

 

ここで、話を元に戻して、なぜ、汗をかいても痩せないのか?答えは「汗には炭素=カーボンを含んでいないから」です。どうでしょう?腑に落ちる答えになっているでしょうか?サウナで心拍数が上がれば呼吸によるCO2排出量は増えるはずですが、激しい運動に伴う呼吸量と比較すれば、たいした差異でなく、体重にもほとんど影響がない。サウナスーツで蒸れて暑くて汗を出しても、呼吸量は変わらずCO2はそんなに多く排出されないので、痩せるに至らず、ということです。

 

それでは、炭素観点で「痩せる」を紐解いてみましょう。

 

■運動してカロリーを消費する

運動することで呼吸回数や呼吸気量をUPした、より多くのCO2を吐き出す

 

■体幹を鍛えて基礎代謝をアップする

体幹を鍛えることで、呼吸回数や呼吸量が上がり、より多くのCO2が排出されるようになる

 

■低カロリー高たんぱく

炭素が少ない、たぶんタンパク質より脂肪のほうが、より多くの炭素を含んでいるんだと思う、赤身より脂身がよく燃えるもんね

 

■ロカボ

炭素の少ない食事をする

 

■呼吸法だけで痩せる

大量の酸素を吸引すれば、CO2排出量も増えるはずなので、あながちウソとは言えない

 

いかがでしょうか?牛のゲップで地球温暖化が進むと言われていますが(当然ギャグですが)、私たちが痩せることで体内に蓄積している炭素をより多く空気中に排出することになるので、

 

女性が美しく痩せると地球温暖化を促進させてしまう by SLIMyou

 

なーんちゃって。みなさんが拡散してくれますように。

 

ただね、SLIMyouのジェルやマッサージは、どうして炭素排出を促しているのでしょう?こういうことを書くと、所轄官庁から指導されたりするんだけど、非科学的且つ無責任な個人的見解として排泄によって炭素排出していると思います。